365日24時間、利用者の方に介護サービスを提供しなければならない介護職は、職場内で組まれたシフトに沿って勤務しているケースがほとんどでしょう。しかし、入所型の施設の場合は、日勤と夜勤のシフトに入らなければならないので、生活のリズムが狂ったり、疲れがたまったりして、休日の過ごし方がよくわからなくなってしまう人もいるようです。仕事を一生懸命することはもちろん大切ですが、仕事で気力や体力を使いきってしまうと、休日に何もする気になれず、プライべートな時間を犠牲にしてしまうことになります。ですから、休日は、趣味を楽しんだり、スキルアップのための勉強時間に当てたりして、自分の時間を大切にすべきです。休日に日頃の疲れを癒すために寝だめしたり、ゴロゴロしたりしている人は、休日の過ごし方を見直すことをおすすめします。
疲れていると、ついつい体を休めたくなりますが、寝だめをするよりも、日勤帯と同じような就寝時間と起床時間を維持し、体内リズムを調整して、睡眠の質を上げることのほうが健康維持には重要です。眠りすぎるとかえって体内リズムが狂ってしまい、体に悪影響を及ぼすことがあります。睡眠は寝る時間よりも、実は睡眠の質の方が大事です。そして、休日を過ごす時には、オンオフの切り替えをしっかりし、自分のやりたいことを思いっきり楽しみましょう。
休日を満喫し、ストレスを上手に解消できれば、仕事のパフォーマンスにも良い影響を与えます。休みに寝てばっかりだと、「仕事のせいで遊ぶ時間が取れない」と、かえって仕事に対して悪いイメージを持つことになりかねません。ですから、休みの日は自分のやりたいことを率先して行い、気分転換を図ってください。何をしたらいいのか決められない場合は、『介護職の休日あるある』というようなサイトを読むと、過ごし方のヒントが得られるはずです。