金曜日, 5月 10
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待遇面は介護職にとって重視です!

待遇面が課題になっている介護職員の悩みの中には、給料が安いということが挙げられます。介護職というのは、高齢者や身体にハンデを持つ方を介護をするハードな仕事です。利用者の中には、認知症や寝たきりの人など、要介護度が高く、身の回りのことをするためには常に介助が必要な人もいます。そのため、介護職員は、いつも細かい注意を払って介護をする必要があります。しかし、その労働に対して支払われる給料は低く、中には生活もままならないという人もいるそうです。

とはいえ、給与の基準は介護報酬によってある程度決まっているうので、そう変化は期待できませんが、介護職員の待遇というのは、事業所の大きさによっても異なることが多々あります。運営団体が大きな組織であればあるほど、各種手当てや福利厚生が良いようです。また、介護職員の人員がしっかり確保されているところは、仕事の負担が軽減されるので、過重労働になる可能性は低くなります。反対に、小さな事業所の場合は、少ない介護職員で多くの利用者を介護しなくてはならないの、仕事の負担は大きくなることが考えられます。したがって、「自分の給与や待遇が悪い」と感じている方は、母体がしっかりしている大きな事業所の待遇をリサーチしてみてはいかがでしょう。

働く環境は仕事へのモチベーションに大きく影響します。そのため、不満を抱えていると、仕事が雑になったり、意欲が乏しくなったりします。介護職の離職率がどんどん下がる要因は、この待遇面によるところが大きいので、万が一納得できないときには、働く場所を変えることも考えてみてはどうでしょう。夜勤手当が良かったり、残業が少なく、希望に合わせて休みが取れたりする高待遇の職場なら、給与の低さもいくらかカバーできることでしょう。