木曜日, 12月 3
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介護職の休日問題を考える

「介護職にとって問題になりやすいのが、休日の確保です。介護職は常に休日が足りないと問題視されていますが、実際にそういう事態に陥っている職場は多いようです。有給制度があっても、実際には有給の申請がしにくかったり、そもそも人手自体が足りていないため、休めないというパターンが目立ちます。有給が取りにくいという話は、他の職業でも耳にすることがありますが、介護職の場合は特に多いといわれています。

入所型の介護施設などでは、1年中24時間体制で利用者のお世話をしなければならないので、ゴールデンウィークや盆休み、年末年始もお構いなく働く必要があります。また、各人が休みを取得したくなるのも当然その時期なので、結果として誰もが有給を申請しにくくなるのです。しかも、それが当たり前になってしまうと、有給を取得すること自体に罪悪感を感じてしまうようです。したがって、介護事業所は、上手くシフトを調整するための方法を考えなくてはなりません。

また、人手不足が原因の場合には、繁忙期や職員が長期休暇を取りたがる時期だけ、派遣社員を採用したり、夜間は夜勤専従のスタッフをサウ用するなどの取り組みも必要でしょう。人手不足のまま休日もなくスタッフが働かざるを得なくなると、確実にブラック企業となる可能性が高くなります。そうなると、経営者側から見ても労働者側から見ても、不利益にしかなりません。介護職の待遇改善は、サービスの質にもつながってくるので、事業所単位で取り組む必要があるでしょう。